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2025.06.25

薬物乱用やバイク?自転車の運転マナー及び闇バイト、オンラインカジノについて安全講習会を開催

 大阪体育大学は6月24日(火)、1年生を除く全学生を対象に薬物乱用、バイク?自転車の運転マナー及び闇バイト、オンラインカジノについて講習会を開催し、この日は2年生約730名が参加しました。

学生を前に説明する濱田係長


 昨今、大学生の所持?使用で社会問題となっている薬物問題について、大人学生活安全課防犯保安係長より薬物乱用について実例を上げながら注意喚起がありました。大人係長は「薬物の所持および使用についても重罪であり絶対に関わってはいけない。インターネット上では大麻は依存性が無いことや身体に悪影響が無いとの情報が流れているものの全て誤った情報であり、実際は依存症になり身体に大きな悪影響を及ぼす。また、加害者がいない犯罪だから良いだろうと軽く考える傾向もあるが、大麻を購入するお金を稼ぐために犯罪に手を染めたり、錯乱状態になり家族や友人を傷付ける事例もある。結果、犯罪に関与するリスクが増え、周囲にも迷惑をかけてしまう」と話し、警戒を促しました。
 また、所持?使用しても違法とはならない通常の風邪薬なども、処方された用法?用量を守らず過剰摂取(オーバードーズ)となると依存症となり、身体に様々な悪影響が発生するので注意が必要であることが併せて説明されました。
 続いて、闇バイトについての事例が説明され、「最近はSNSのダイレクトメールで闇バイトの募集が多く見られる。通常の企業が募集する求人ならばSNSだけではなく企業情報も記載されているはずなので、SNSだけが連絡先となっている求人は怪しんでほしい。手口としては、求人のためと称して免許証などの画像を送信させて個人情報を提出させ、本人が闇バイトを辞めようとしても家族に危害を加えることや、大学や職場に連絡し暴露する等で脅迫し、渋々言いなりにならざるを得ない状況となることが多い。逮捕されると執行猶予はつかず実刑となり、人生が台無しになるため絶対に関わってはいけない」と実例を交えての注意喚起がありました。
また、大阪府泉佐野警察署の濱田祥吾交通課総務係長より、俗称「ひねちゃ」と呼ばれるペダル付き原動機付自転車について、法律上は自転車ではなく原付扱いになるため、公道を走るには免許が必要であると注意喚起があった他、令和6年11月より自転車のながらスマホ、酒気帯び運転の厳罰化についても説明があり反則金や罰金刑が適用されることが説明されました。
 最後にオンラインカジノの違法性についても説明され、大人係長からの「そもそも企業も個人も違法な事をしないのが大前提であるにも関わらず、求人や広告にわざわざ合法と謳われている情報はどう考えても怪しいので、まずは疑ってみてほしい。少しでも怪しいと思ったらそれ以上関わらずに自分を守ってほしい」との言葉に学生たちは真剣に耳を傾けていました。

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